短文置き場
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酷いのね。
彼女はそう言う。 私の事を愛してると言ったその唇で、今度は私を傷つけるのね。 シーツを一枚だけ羽織った彼女の肢体は月明かりに浮かび上がり、その滑らかな肌を蒼白く映していた。 ごめん。 ごめん。 ただ謝る事しか出来ない僕は、彼女の顔を見ることも出来ない臆病者で。 本当は愛してなんてなかったんだ。 ほんの出来心だった。 でも、彼女はまっすぐに僕を見つめるから。 まっすぐに見つめるの彼女の目が・・・・・・僕は、怖かった。 僕は、卑怯だから。 彼女を加害者にする事で、逃げ出す事で、自分を正当化したかった。 ごめん。 ごめんなさい。 夜明けは未だ遠く、ただ呟いた言葉が静かな部屋に生まれては消えていくだけだった。 月曜日~木曜日 11時30分 起床 枕元に置いてある亮の写真におはようのキスをする。 その後、亮に「おはよう」のメールを打つ。返答はなし。
食事後、身支度を整えていると亮からの返信がくる。 「もっと早く起きろよ」
昨日撮り溜めたスクショの整理。 勿論ハセヲオンリー。 途中脳内妄想も入りなかなか進まない。 「あ・・・このハセヲ、可愛い・・・・・・・・・」
BBSやOnline Jackもチェックする。
「今から帰る」 いよいよテンションがMAXになり、会いたい気持ちが増幅。
カオス・ゲートにてハセヲを待つ。 脳内はハセヲの事だらけ。 「ハセヲ・・・早く会いたいよ・・・・・・・」
二人で(たまに三人になることも)フィールドやダンジョンを回る。 事前に用意していたレアアイテムをハセヲにプレゼント。 「え・・・くれるのか?じゃあ俺も・・・」 23時00分 エルディー・ルーへ移動 日によってはマク・アヌの裏路地や錬金地区等人気のないところに移動。 二人だけで今日の出来事や明日のことを話す。 明日のログインの約束もここで行われる。
亮から「おやすみ」のメール。 「大好きだよ・・・おやすみ・・・」と返信。
人気も疎らになってきたのでフィールドやダンジョンに出て、レアアイテム探し。 BBSで入手したワードを打ち込む。
入浴後、就寝。
金曜日 14時40分までは月~木と同じ
土曜日は亮が泊まりにくるので、時間をかけて掃除する。
「最近は、食器を台所に持って行ってるよ・・・・・・」
BBSやOnline Jackもチェックする。
カオス・ゲートにてハセヲを待つ。 「ハセヲ、まだかな・・・・・・」 二人で(たまに三人になることも)フィールドやダンジョンを回る。 事前に用意していたレアアイテムをハセヲにプレゼント。 「そんなに、いいのに・・・」
日によってはマク・アヌの裏路地や錬金地区等人気のないところに移動。 明日の待ち合わせ、何処へ行くか等を話し合う。 「ボク・・・・・・ハセヲの家に行きたいな・・・・・・」
亮から「おやすみ」のメール。 「大好きだよ・・・おやすみ・・・」と返信。
典型的な夜型人間の為、なかなか寝付けないが猫を数えたりしていつの間にか就寝。
土曜日 08時45分 起床 枕元に置いてある亮の写真におはようのキスをする。 その後、亮に「おはよう」のメールを打つ。返答はなし。
夜型人間な為、朝食は食べられないが、亮に言われてからは少しずつ食べるようになった。
亮に貸してもらった本や雑誌を読む。 「・・・・・・亮ってこういうの、好きなんだ・・・・・・」
「会いたかったよ・・・・・・亮」
一ノ瀬家で。 「亮君、おかわりしてね」
「亮、この新しいゲーム面白そうだね・・・・・・長編ミステリーだって」 「俺、受験生なんだけど・・・」
大体は薫の部屋でまったりと過ごすが、偶に海に出かけたり、買い物に行ったりする。
一ノ瀬家で。 「ボク、魚は・・・・・・」 「好き嫌いするな」
一緒に入りたいと言って毎回断られる。 「どうして・・・・・・?」 「嫌、だッ!!」
そんなわけはなく、愛の営みが始まる。 「・・・・・・下におばさんいるんだからなっ、音させんなよ・・・」
日曜日 08時00分 起床 別々にシャワーを浴びた後、身支度を整える。 偶に朝から仕掛ける事も。 「だって、亮が可愛いんだもん・・・・・・」
夜型人間な為、朝食は食べられないが、亮に言われてからは少しずつ食べるようになった。 亮が同席すると何時もよりたくさん食べられる。
亮が勉強する為、ベッドで大人しく待つ。 待ち疲れて寝てしまうこともしばしば。
亮の好みを把握してきたのか、食卓には亮の好物があげられる。 「亮君がいると、お料理も作り甲斐があるわ」
天気が良い日には都内まで出かける。 亮の家で過ごす事も。
手近なレストランで夕食。 「2万か・・・意外とかかっちまったな・・・」 「そうだね」 お金持故の会話。
帰りたくないと駄々をこねる事が圧倒的に多いが、最終的に亮に怒られ、すごすご帰宅。 22時00分 帰宅 入浴後、スクリーンショットの整理。
長時間外出をして疲れきっているので、亮にメールを打つまもなく就寝。 その後、亮から「おやすみ」のメールがくるものの、気付かないまま、起床してから後悔する。
タビ:「そういえばさー」 ブレグ・エポナのカオスゲート前。 ハセヲ一味の女性陣が立ち話をしていた。 タビ:「ハセヲって志乃さんの事好きだったんでしょ?」 アト:「ピクッ!」 志乃:「昔は、ね」 揺光:「へぇ・・・そうなんだ・・・・・・」 タビ:「あの時はハセヲもまだヘタレだったよね~W」 志乃:「男の人っていうより可愛い男の子って感じだったものね」 ボル:「へぇー。あのハセヲちゃんがねぇ」 朔:「ウチからみたらまだヘタレやな」 パイ:「私の目には今でも男の子だけど。ね」 アト:「でっ、でも今は・・・?!ほら、今はすごく頼りがいもあるし素敵ですよ、ハセヲさん。ね、ね?なつめさん?!」 なつ:「あー。私他に好きな人がいるのでハセヲさんは特に・・・」 タビ:「うんうん。ハセヲってすごく頼もしくなったね。今のハセヲだったら付き合ってもいいな♪」 アト:「エエッ!!!」 揺光:「そうだな。私もハセヲなら付き合いたい」 アト:「揺光さん!」 楓:「ふふ。皆さんお若くてよろしいですね」
クー:「お。風邪か?」 松:「大丈夫かよ?」 ハセ:「最近サムかったからな・・・サンキュ」 クー:「でさ、ハセヲはどの子がいい?」 ハセ:「だから興味ねぇって・・・」 松:「ま。確かに回りに綺麗所ばっかそろえてるからな」 ク:「そうそう。パイだろ。タビーちゃんだろ。志乃ちゃんだろ。アトリちゃん・・・ん?」 松:「楓姐さん、ボルドー、揺光・・・あれ?」 クー・松:「巨乳ばっかだな・・・例外はあるけど」 松:「ハセヲよぉ・・・お前」 クー:「巨乳好き?」 ハセ:「ちげぇ!!」 松:「ま。そうだな」 クー:「彼氏は巨乳とは程遠いキャラだもんな」 松・クーン、ハセヲの恋人を思い浮かべる。 ハセ:「だからそれもちげぇって!!!」 |
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